日刊スポーツ小笠原移籍問題「席には着く」

 鹿島の鈴木満取締役強化部長が14日、セリエAレッチェ移籍を熱望するMF小笠原について、レッチェから再度の申し出があった場合、交渉の席を設けると初めて公言し、姿勢を軟化させた。同強化部長は「向こうの出方を見たい。連絡は取ってきたが、紙1枚のやりとりはどうかと思う。交渉の席に着くと満男には言った」と話した。放出拒否が基本路線も「気持ちも分かる。話次第では、どういう方向に行くか」と今後に含みを残した。同強化部長は9、11日に小笠原と直接会談。2度目の会談で「交渉の席には着く」と告げたものの、あくまでも放出拒否の姿勢を貫くことに小笠原が激怒していた。溝が埋まらないまま、小笠原は今日15日に日本代表合宿入りする。

満男って、激怒してたんですか?

サンスポ日本代表・小笠原、移籍問題は17日まで“休戦”

日本代表MF小笠原がセリエAレッチェ移籍を求めて、所属する鹿島と話し合っている問題は、17日のW杯アジア最終予選イラン戦後まで持ち越される可能性が高まった。チーム休日だった14日はクラブハウスに姿を見せなかった小笠原は、15日から代表合宿に参加する。「(合宿中に)会って話すことはないと思う」と鹿島・鈴木取締役強化部長は“休戦宣言”した。

「休戦」って言い方が癪に障る。

スポニチ小笠原移籍 レッチェから交渉要請なし

鹿島の鈴木取締役強化部長がMF小笠原の獲得に乗り出しているセリエAレッチェ幹部が来日した場合、交渉に応じる考えをあらためて示した。小笠原との2度の話し合いによって、交渉のテーブルの席にはつく構え。「満男(小笠原)の気持ちも分かっている。話次第ではどういう方向にいくか。紙だけでのやりとりでやるのはどうかと思うし」と小笠原の強い気持ちを理解した上で軟化を見せた。ただ、レッチェはセメラーロ会長らトップクラスが来日を検討しているが、鹿島に交渉要請の文書はまだ届いていない。一方、オフ中の小笠原はこの日、クラブハウスに姿を現さなかった。

レッチェが来て席に着くのはいい事だと思います。
でも、満男を連れて行くなら、その移籍金をもっと真剣に考えてくれ。

サッカー報知小笠原移籍問題、鹿島側が軟化

 クラブはこの日はオフ。15日から代表に合流する小笠原もクラブハウスには来なかった。だが姿を見せた鈴木部長は「(レッチェ・サイドから)ファクスでも来ているかなと思ったけど来ていなかった」と説明。今後について「向こうの出方を見て。来るなら交渉の席につくと満男には言った。満男の気持ちも分かっている」と話した。7月にオファーのあった際は、この時期の移籍は不可能な旨をファクスで送り返したが、小笠原の強い要望を受けた形だ。

 もちろん鹿島のスタンスは「こっちが取ってくれと言うわけではない」(同部長)と変わってはいないが“直接交渉”に入る可能性は高まってきた。

今回ばかりは満に任せるしかない。