asahi.com<オーレ>鹿島、猛追2差 本山発奮ゴール

 引き分けを3試合続けていた鹿島が、9月17日の神戸戦以来、実に35日ぶりの白星を手にした。

長かったよぅ…。・゜・(ノ∀`)・゜・。

首位ガ大阪は鹿島より1時間早く試合を始めていた。1―2の敗戦の報は、0―0で終えたハーフタイムに鹿島の控室に届いていた。

 「ガンバが負けたらしいですよ」。本山は同僚からそっと耳打ちされたという。鹿島の中には、結果を知る選手と知らない選手がいた。

 「あれでめちゃめちゃモチベーション(やる気)が上がりました」。前半、惜しいシュートを外していたFWは、心のねじを巻き直した。

 後半に向け、トニーニョ・セレーゾ監督の指示は「中央でプレーしろ」だった。監督の指示通りの動きに変えた後半14分、新井場とのワンツーパスを決めた本山が、ねらい澄ましたシュートをゴール右に突き刺した。


 20日、監督は選手たちに直接、今季限りでの退任を明らかにした。その日までにクラブと合意、6年間指導したチームを離れることになったのだ。

 鹿島にリーグ(2度)、ナビスコ杯(2度)、天皇杯と五つのタイトルをもたらした「名将」はシーズン途中にもかかわらず、あえて自らの退任を明らかにして優勝を争う残り試合を戦う道を選んだ。

 監督が下した異例の選択はとりあえず吉と出た。いったん遠ざかったガ大阪の背中がまた近づいた。残りは6試合。

そう。泣いても笑っても残り6試合。
だから、最後は笑って終わろう!!

日刊スポーツセレーゾ鹿島駒揃った!小笠原も定位置

満男がいい顔(;´Д`)ハァハァ

鹿島が、退任の決まったトニーニョ・セレーゾ監督(50)の望み通りの布陣で今日22日の名古屋戦に臨む。ボランチのフェルナンドが出場停止から復帰し、9月17日の神戸戦以降、4戦連続ボランチのMF小笠原が本来の2列目に戻る。左ひざねんざで戦列を離れたFWアレックス・ミネイロも復帰。過去カシマスタジアムでは名古屋に17戦無敗。小笠原を軸に攻撃サッカーで必勝を狙う。

 退任表明から一夜明けた21日、セレーゾ監督は「ほぼ全員で戦える」と声を大にした。DF名良橋の負傷を受け、ボランチの青木を右サイドバックへ、小笠原をボランチへ下げる緊急布陣を敷いた。小笠原に、DFからのボールのつなぎも期待したが「彼本来の力を生かしたい」と決断。フェルナンドとコンビを組む、リカルジーニョが好調なのも決め手となった。

 名古屋にはリーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯プレシーズンマッチを含め、ホームで17戦無敗。97年にクラブ史上最多7得点も決めた。小笠原は「(2列目でも)やることは変わらない」と話す。「残り7戦は少ないが、後々、面白いところにつながれば」と監督は笑みを浮かべた。

そして…

日刊スポーツ鹿島本山V弾、4試合ぶり勝利/J1

ここに繋がると!!

鹿島が4試合ぶりの勝ち星で、首位G大阪との勝ち点差を2に縮めた。G大阪の敗戦が決まった時、0−0でハーフタイムを迎えていた。「他の選手に聞かされた。これで絶対負けられないと思った」と本山は振り返る。

 後半14分、新井場からのパスがゴールやや左に。セレーゾ監督から中央付近でのプレーを増やすよう言われていた本山は、迷わず右足でダイレクトシュートを突き刺した。「その前に2度チャンスで外していたから何とかしたかった。毎日シュート練習しているからたまには決めないと」と笑顔を見せる。

「たまには決めないと」じゃなくて、毎回決めてくれていいんですよー。

日刊スポーツ鹿島再接近2差!セレーゾ監督花道/J1

振り切った右足の先でゴールが揺れた。G大阪敗戦を知っていたスタンドも、歓喜で大きくどよめいた。その中、本山はワンツーからラストパスを送ったDF新井場の元へ、猛然と走り固く抱き締めた。代表の同僚GK楢崎からのゴールに「代表では止められることが多いけど、逆サイドのコースだけを狙って打った」と会心の笑みを浮かべた。

なんだか、ハーフタイムの途中結果で、オーロラビジョンでなかなかの演出をしたらしいですね。

この6年、しった激励を続けてくれた恩師セレーゾ監督への思いを込めた。1日の千葉戦後「この5年、代表合流前の試合が悪い。私の言葉を覆すほどの気持ちを持ってくれ」と名指しで批判され、前日も「本来のパフォーマンスじゃない。7、8割」と言われた。その監督が「みんなで隠し事なくやっていこう」と常々言ったとおり自ら退任を表明した。

 「それぞれ思いはあると思うけど、教えてもらったことをピッチで表現できれば」と本山は心に誓った。試合当日、9月のG大阪戦で負傷した首が痛んだが、批判への歯がゆさをゴールで晴らすと心に決めた。

モト…。・゜・(ノД`)・゜・。

試合後、選手は今季初の「トニーニョ・セレーゾコール」を6度送ったサポーターへ拍手した。サポーターを含め、全員でつかんだ勝利への感謝の気持ちだった。「モチベーションは、外から与えられるものではない」。そう話した指揮官の退任劇が刺激となって、鹿島はよみがえった。

うはーっ!!
私もトニーコールしたかったよぅ!!

サンスポ鹿島・セレーゾ監督“マジック采配”で逆転Vへ!

世はプロ野球の日本シリーズ開幕で盛り上がるが、Jリーグの灯も消すわけにいかない。その采配は、シーズン136試合で128通りの先発オーダーを駆使したロッテのバレンタイン監督とダブる。開幕から快進撃を続けながら2位に終わったが、プレーオフで“ボビー魔術”が冴え、31年ぶりのリーグ優勝に導いた。鹿島も開幕直後から首位を独走していたが、9月3日に2位転落。これもロッテとダブる。夢の逆転Vを、同じ外国人監督の手腕が導く。

ってことで、この下には鹿島とロッテの比較表があるんですけど、
なんですか、これは?

サンスポ鹿島は死なず!本山劇弾!逆転VへG大阪と「2差」接近

J1第28節第1日(22日、味の素スタジアムほか)胸の前で両手を合わせると、ヒーローは深々と頭を下げた。0−0の後半14分だった。鹿島に4試合ぶり白星を導いたのはFW本山の右足シュート。初披露の“お祈りポーズ”で逆転Vへの願いを込めた。

お祈りポーズ!?
どんなんですか?教えてください!!

本山は9月下旬から痛めている首が試合前に悪化。痛み止めの薬、筋弛緩剤を服用して臨んだ。そしてまた、ベンチのセレーゾ監督も気迫を前面に押し出す。20日の練習前にメンバーに今季限りの勇退を報告。4年ぶりの年間王者へ退路を断ち、その表情は普段以上に鬼気迫っていた。

モト、よくやったよー。

スポニチセレーゾ監督のために 鹿島一丸

名古屋戦が勝ち点5差の首位G大阪を逆転する“奇跡”の出発点となる。名古屋には過去ホームで16戦全勝という絶好の相手。「昔からボクは負けず嫌いなんだから」と優勝への執念を見せた。チームを結束させるために、退団を自ら希望して公表した。3試合連続ドローで沈滞ムードだった雰囲気は、確実に変わっている。深井は「突然だったので驚きと寂しさがある。(試合では)頑張りたい」と闘志に火がついた状態だ。選手の共通の思いに違いない。

逆転するぞー!!オー!!
トニーを花道で送るんだー!!

スポニチ本山恩返し弾!鹿島 2差迫った

9月24日のG大阪戦で痛めた首の状態が思わしくなく「アップのときから冷や汗が出ていた」と言うほどだった。こりをほぐす筋弛緩(しかん)剤と痛み止めの錠剤をのんでの強行出場だった。前半は全体的にミスが多く0―0。1時間前に試合を始めていたG大阪の敗戦をハーフタイムに聞かされ「絶対に勝たなきゃならない。1本でも多くシュートを打ちたい」と気持ちを入れ直した。痛みを忘れた。頭にあったのはゴールへの執念だけだった。

 今季限りで勇退するトニーニョ・セレーゾ監督に厳しく育てられた。名指しでの批判を受けたことも1度や2度ではない。期待の裏返しであることは分かっていた。フィジカルを強化するように口酸っぱく言われ、練習では体力強化に励んできた。スタミナがつき、体が強くなったことで持ち前のテクニックをより生かせるようになった。本山は「口では言えないさまざまなことを学んだ。教えてもらったことを表現できればいい」と今こそ恩返しの時と考えている。

 当のトニーニョ・セレーゾ監督は「チームの前半のパフォーマンスは低かった」と試合内容に不満げだった。残り6戦、これからが勝負。背番号10の真の輝きが、最後には指揮官に笑みをもたらすだろう。

そうだモト!!
トニーを喜ばせられるのは、愛弟子のモトと満男とソガしかいないでしょう!!

サッカー報知鹿島、追撃準備OK!!

エースも帰ってきた。チーム得点王のFWアレックス・ミネイロが、左ひざの故障を抱えながら強行先発する。16日磐田戦は欠場した。11日の負傷直後は最悪で全治1か月とまで言われたが、驚異的な回復。ヒゲの指揮官は「状態がどうであろうと、チームの得点王には変わりない。疲れれば代えるまで」と絶大な信頼を寄せた。

やっぱりアレックスの存在は大きいねぇ。
怪我が悪化したりしてないよね?

サッカー報知本山で2差 鹿島再接近!

赤鹿に力強い歩みが戻った。1―0で名古屋を振り切り、9月17日神戸戦以来、4試合35日ぶりの勝利。G大阪へ勝ち点差2ににじり寄った。

 常勝軍団の名にふさわしい美しい決勝弾が生まれたのは後半14分。中盤でボールを奪ったFWアレックス・ミネイロがFW本山へつなぎ、さらに左サイドの新井場へ展開。マイナスの折り返しを、本山が右足アウトでゴール右下隅へ蹴り込んだ。

 本山のきゃしゃな体は、蓄積してきた疲労で悲鳴を上げている。9月24日のG大阪戦で首を痛め、痛み止めと筋弛緩(しかん)剤をのんで試合に臨んだ。左ふくらはぎにも強い張りがあった。前半は精彩を欠いていたが、ハーフタイムにG大阪の敗戦を知り「かなりモチベーションが上がった」。左ひざを痛めながら強行先発し、必死でボールを追ったアレックスの執念を、ゴールネットまでつないだ。

やっぱり鹿島の10番ですよ!!

 セレーゾ監督が、20日に今季限りの勇退を発表。そのヒゲの指揮官から3戦連続ドローの停滞打破のキーマンに挙げられていた。「本来の動きではない。高いパフォーマンスを見せて欲しい」事あるごとに名指しで手厳しい言葉を贈った。有り余る才能を誰よりも認める。だから言わずにはいられなかった。「自分も歯がゆかった。これで乗っていければ…」と本山。8試合ぶりのゴールに、安どの笑みが漏れた。

 去りゆく恩師のことを問われ、複雑な表情を見せた。「みんなそれぞれ思いはある。一緒にやる時間は少ないけど、楽しくやっていければ」感傷も原動力に、鹿島が泥沼を抜け出した。

楽しくやって、最後はみんなで優勝を!!

J'sGoal【J1:第28節】鹿島 vs 名古屋:トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント

 僕はフランクでオープンな方針をとってきた。何かがあればオープンに話すし、要求があれば僕やフロントの人が回答を出す。今回の退任についても同じこと。選手のモチベーションというのは常に自分自身の中にある。これだけ素晴らしいスタジアムで、プレーを見てくださる人もいる。好きなことをやって給料がもらえて、こんなに素晴らしい環境はない。来週は名良橋の復帰もあるし、自分たちのサッカーにしっかりと取り組めば必ず結果は出るはずだ

ナラさんが復帰!?Σ(´Д`;)

J'sGoal【J1:第28節】鹿島 vs 名古屋:試合終了後の各選手コメント

深井正樹選手(鹿島):

「自分が高い位置を取ることで、相手のウイングバックを下げる狙いがうまくできた。相手が5バックのような状態になって、中盤がうまく使えたと思う。G大阪が負けたことは知っていた。タカさん(鈴木)が『G大阪が負けたんだから、絶対に勝とう』というようなことを、ハーフタイムにちらっと言ってたから。でもみんな集中していたのでG大阪の結果ということにはあまり気を取られていなかったと思う。監督は試合が終わるまで知らなかったみたいで、終わった後にそれを聞いてすごく喜んでいた。

トニーニョ・セレーゾ監督の退任については、僕がプロ入りして最初の監督なので、もちろん寂しさはある。でもプロの世界では移籍とかは当たり前だから、落ち込まないでいたい。監督には最後に取れるタイトルをすべて取って、そのタイトルをプレゼントしたい。ここ数試合は勝てる試合を勝ちきれず引き分けてしまっていたから、今日しっかりと勝てたことは大きい。次のC大阪は苦手なのかもしれないけれど、そんなことは言ってられない。とにかく最後まで勝ち続けたい」

本山雅志選手(鹿島):

「ホントに1試合1試合負けられなくなっている。最近は自分自身、点を取っていなかったし、今日取ることでコンディションが上がればいいと思っていた。チームもいい方向に向かえばいい。まあよかった。楢崎さんからのゴール?代表でもシュートを打って止められることが多い。でも今日はDFがブラインドになって入った。シュート練習は毎日やっているから、1本くらい入らないかなと思っていた。これからも勝って行くしかない。セレーゾ監督の勇退にはみんなそれぞれ思いがある。教えてもらったことが表現できればいい。天皇杯決勝まで1試合1試合大事にして、短い期間でもしっかり吸収できることはしたい。

今日は前半うまくいかなかったけど、後半押し込まれる時間帯も耐えて勝てた。まだ修正点が多いけど、しっかりビデオを見て直したい。問題だったのは、チャンスを作って1点を取った後、2点を取れるようにしなければいけなかったこと。0点に抑える守備はできたからこれは続けたい」

大岩剛選手(鹿島):

「今日は相手にそんなに勢いがなかったから問題なかった。この勝利で次につながると思う。前半はあれだけ向こうが引いていたんで、スペースがなくて攻撃陣は苦労したと思う。でも後半に1点が入った時には勝ったと確信した。もっと点が取れてもよかったと思う。今日はG大阪が負けて勝ち点差も2になったけど、まだ試合はある。自分たちが勝っていくだけ。」

岩政大樹選手(鹿島):

「久しぶりの無失点試合?それより勝ち点3を取れたことが全て。ガンバとの勝ち点差も縮まったし、勢いに乗っていけると思う。それが大きい。チームにとっては久しぶりの勝ち点3ですからね。今日は前半苦戦した?前半から試合が動くことが必ずしもいいというわけではない。0−0で終われたし、落ち着いてやれれば問題ないと思っていた。ウチの攻撃陣なら1点は取れると思ったし、失点しなければ勝てると思った。

これまで失点が多かったのは、ボランチからDFラインにかけてのメンバーが代わりがちで、攻撃的に戦っていたから。失点はしょうがなかった。こういう戦い方は仕方ない。最近になって4枚も固定されてきたし、それで守りが安定した部分はある。とにかく久しぶりの無失点はよかった。」

うん。無失点が嬉しいね!!
でも、心臓に悪いから、もう一点くらい取ってくらはい。