日刊スポーツ鹿島に手応え、ドローも肉薄1差/J1

痛いよ!マサ!!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

余力は残っていなかった。試合終了の瞬間、緊張が切れた鹿島MF深井は座り込み、DF岩政はひざを折った。大型ビジョンでG大阪が1点を追う展開は知っていた。勝てば57日ぶり首位。だが、シュート数で18−9と圧倒しながら1点が遠く、C大阪と引き分け。「もったいない」。小笠原が悔しさを絞り出した。

 ただ、トニーニョ・セレーゾ監督は選手を褒めた。「今日は素晴らしい。感謝いっぱい。誇りに思う」。両太もも、ひざ裏痛の小笠原をはじめDF新井場、MFフェルナンド、FW本山が負傷で出場が危ぶまれた。MFリカルジーニョは左もも痛で欠場。厳しい状況で、おまけにC大阪には今季3戦全敗。それでも激しいプレスをかけ、食らいつき、攻めた。守備陣も体を張る。1人が崩されれば2人、3人とぶつかった。首位を独走した開幕時の挑戦者魂がよみがえっていた。

点が…あとは点が決まるだけだったのに…
全部キーパーがいるんだもん!!

前半42分には小笠原の左FKに飛び込んだ守備の柱・岩政が、顔面からゴールが揺れるほどの勢いで左ポストに激突した。脳振とうでこん倒したが、担架は拒否。「記憶がほとんどない。G大阪の負けはロッカーで気づいた」と本能のまま踏ん張り続けた。後半9分にはDF新井場が人生初の1発退場も、8分後にC大阪西沢の退場で10対10になると3トップで攻めた。アップで足を上げるだけで顔をしかめた小笠原も、フル出場して両軍最多5本のシュートを放った。

イバの退場はサッカー素人鹿島贔屓目の私から見ると、
退場が妥当なのかわかりませんが、
とりあえず、数合わせされたジョンが不憫でならねぇ。
#ただし、退場してくれたおかげで楽になったのは内緒。

サンスポ熾烈首位争い!鹿島、勝ち点53「1差」C大阪とドロー

J1第29節・最終日(30日、長居スタジアムほか)首位へ肉薄だ。2位の鹿島は前節3位のC大阪に大苦戦しながら0−0で引き分け、勝ち点を53とした。勝ち点54の首位G大阪が1−2でFC東京に敗れたため、1、2位の勝ち点差が1に急接近。首位から勝ち点4差に4チームがひしめく大混戦となった。上位4強でJ1年間王者となった経験のあるのは、鹿島だけ。残りは5試合。こうなったらもう、いただきだ。

本当にいただきたいですよ!!

他競技場の試合速報でG大阪の敗戦を知った選手たちは、拳を握りしめた。首位を射程にとらえたからには、確実に射抜いてみせる。優勝争いのライバルは、V経験がない。こちらは、96、98、00、01年に年間王座に就いている常勝軍団。修羅場の場数が違う。

なんだか嬉しい言い回しですね。

スポニチ鹿島ドローも 苦手相手に勝ち点1

攻守の全体の連動が指揮官を納得させた。特に守備。悪い時期はラインがズルズルと下がっていたが、「ボランチの負担を減らすため」(DF岩政)と高い位置をキープして速いカウンターに対処した。中盤との連係と、途切れない集中力で2試合連続無失点に抑えた。岩政は前半42分、FKに合わせて勢いよく飛び込んでポストに顔面を直撃。少し休んだだけでピッチに戻り、「記憶がない」状態でプレーを続けた。勝利への気迫は全員に伝わっていた。

マサの激突を、生で見ていたらきっと泣いてしまったかもしれない…
秋さんに勝るとも劣らないマサの闘志!!

ただ、ことごとくGKの正面をついたシュートの精度は課題。MF小笠原は「もったいない」と悔しさをのぞかせた。収穫もあり、課題も見えた。G大阪との勝ち点差は1まで迫った。「もっとシュート練習をやる」。逆転優勝へ。指揮官の言葉には自信が含まれていた。

シュート練習、1時間追加ー!!

サッカー報知鹿島が首位に1差肉薄

調整段階では人数がそろわず、28日の紅白戦ではスタッフが穴を埋めた。そしてこの日。前半42分のCKで岩政がゴールポストに顔面を強打し、記憶を失った。後半9分には新井場が退場処分。次々起こる“災難”を振り払うように攻め、シュート18本は相手の2倍。ゴールは割れなかった。それでもセレーゾ監督は「自分たちのサッカーを表現できて大いに満足している」。満面の笑みで教え子をたたえた。

 遠ざかりかけたG大阪の背中は、もう息の吹きかかる位置まで来た。残り5試合。「どこが優勝してもおかしくない。面白くなっていいんじゃないですか」と深井。通算9冠の伝統がモノを言う時がやってくる。

こんな時こそ主将の出番!!
みんなをもう一度奮い立たせて!!

デイリースポーツ鹿島肉薄1差 逆転優勝いける

なんでみんな喜んでるの?G大阪って負けたの?

 失点もないけど記憶もなかった。「2試合連続完封だから内容はよかったと思う。多分…」。鹿島の守備の柱、DF岩政が、半記憶喪失状態に陥りながら完封に貢献。貴重なドローを演出した。

 “事件”は前半42分に起きた。MF小笠原のFKに合わせてゴール前に飛び込んだ岩政の頭は、ボールではなくゴールポストにヒット。「チャンスと思っていったけど、当たった後の記憶はない」。ロスタイムに戦列に戻ったが、残り50分近くを本能だけで戦った。

 ハーフタイムにDF大岩から「前半の記憶なんていらない」とゲキを飛ばされて送り出された後半も、気合十分のプレーを連発。「体を張ってた?みなさんがそういうなら、そうだと思う」。知らぬは本人だけ。チームに勇気が伝わった。

頭打ってからずっと記憶なかったんですか!?((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

「G大阪の負けを僕だけ知らなかったから…」と苦笑いした岩政。残り5試合、首位G大阪との勝ち点差は1。「これから僕らの経験が生きてくる」。試合を終えてようやく焦点が合った東京学芸大数学科卒の頭脳は導き出した。『逆転Vは高確率』だと。

デイリーさんは何言い出すのでしょうか?
つか、マサの頭脳を使わなくても、みんなが信じてるんだよ!逆転Vをね!!

J'sGoal【J1:第29節】C大阪 vs 鹿島:トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント

Q:たくさんのチャンスを逃して、勝点2を落とした悔しさはあるのか?

「確かに3点得られればベストだが、逆に1点取れたことがプラスかもしれない。アウェイでこれだけのパフォーマンスを見せて、総合的に満足している。最後にファビーニョが決めていたら、大激怒していたと思う。そうすれば勝点はゼロだったのだから。残り5試合次第ではこれが大きな勝点1になるかもしれない」

この勝ち点1が、大きな勝ち点になりますように!!

J'sGoal【J1:第29節】C大阪 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント

新井場徹選手(鹿島):
「(退場になった場面で)最後のところで自分がしっかりポジションをとっていたら、あんな場面になっていなかった。こういう言い方をしたらなんだけど、いい勉強になったと思う。残り5試合、逆転を信じてやるしかない。下を向いていても仕方がないと思う」

イバの退場が天皇杯で消化されるって本当ですか?

J'sGoalJ1:第29節 C大阪 vs 鹿島

モトの写真。
髪の毛伸びたねー。