日刊スポーツ*鹿島監督がデビュー戦白星/J1

<J1:鹿島4−3広島>◇第1節◇5日◇広島ビ

 鹿島のアウトゥオリ監督が、Jデビュー戦を白星で飾った。

 フルメンバーでの戦術練習が不足していたが、FW柳沢とMF小笠原の代表組と高卒ルーキーのDF内田篤、プロ15年目で開幕初スタメンのGK小沢を先発で起用。柳沢がハットトリックを達成するなど攻撃面で成果が出たことに「私より、選手におめでとうと言ってほしい。代表組が能力と格の違いを見せてくれた。組織的なプレーで相手を上回った」と手応えをつかんだ様子だった。

私はヤナギとイバが抱き合ってる場面に違和感を覚えました。(苦笑)

日刊スポーツ鹿島柳沢、日本復帰戦でハット/J1

 サッカー日本代表の鹿島FW柳沢敦(28)が、約2年8カ月ぶりのJリーグ復帰初戦を自らのハットトリックで祝った。今月1日にセリエA(イタリア)のメッシーナから古巣に復帰し、開幕広島戦(広島ビ)で先発出場。前半38分と43分に勝ち越し弾を、後半26分にはオーバーヘッドキックで3点目を挙げた。海外クラブに所属した日本人選手がJ復帰戦で3得点をマークしたのは初めて。試合も4−3で制し、6月開幕のW杯ドイツ大会と5季ぶりのリーグ制覇へ最高のスタートを切った。

日刊さん、写真が全部同じですよ。

 はるか欧州の地で、思い描いていた光景だった。柳沢は駆け寄る同僚たちと笑顔で抱き合うと、赤い集団の待つ観客席へ向かった。試合終了直後の静寂を破り、会場中に「柳沢コール」が響きわたる。90分間、夢中でピッチを駆け回った疲労さえ心地よかった。「期待に応えられるのか不安だった。協力してくださった人々に感謝したい」。1度は鹿島を去った自分を受け入れてくれたサポーターへ、深々と頭を下げた。

ヤナギを受け入れないサポーターなんているのかい?

 戦いへの「飢え」が、眠れるストライカーの嗅覚(きゅうかく)を刺激した。試合開始からわずか22秒後にシュート。味方がボールを持つたびに右手を高々と上げてパスを呼び、絶え間なく前線のスペースへ飛び込んだ。前半38分、右クロスに頭で合わせ勝ち越しゴール。サンプドリア移籍直前の03年7月5日磐田戦以来、974日ぶりの得点で勢いに乗った。

えっと…満男のPKは?

 そのわずか1分後、代表で定位置を争う広島FW佐藤寿に同点弾を決められた。闘志は倍増。同43分に左サイドを駆け上がってMF小笠原のパスを押し込み、再び突き放す。とどめは後半26分。MF青木が放ったクロスバー直撃シュートの跳ね返りを、体を反転させながら右足でオーバーヘッド。「これまでやったことがない。勢いです」と本人も驚く大技で、得点ラッシュの激戦を締めくくった。

勢いで決めちゃうヤナギがすごいです。

サンスポJ復帰戦で豪快ハット!鹿島・柳沢“日の丸”エース奪回へ

こっちもヤナギのオーバーヘッドの写真だなぁ。

出来すぎた展開に敵地ファンが言葉を失った。スタンドの一角を占めた鹿島ファンからも、一瞬の間を置いてどよめきが起こる。3−2で迎えた後半26分だ。バーからの跳ね返り球へ、柳沢がクルリと半回転。芸術的なオーバーヘッドで、リーグ自己通算3度目のハットトリックを達成した。

「自分自身が一番、うれしいですね。不安は多少ありました。3得点はたまたま。オーバーヘッドは勢いッス。今まで記憶にないですね。ビックリした? そういうことにしときますかね」

広島から全国へ向けて発信した復帰戦ワンマンショー。ド肝を抜くには十分すぎる。03年7月5日の磐田戦以来974日ぶりに立ったJリーグのピッチ。前日4日の練習後に予告した“開幕ゴール”だけでは物足りなくなったのか、逆襲の合図はどこまでも豪快で派手だった。

あーやっぱりヤナギだよなぁ。

2月28日の日本代表ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でスタメン落ち。代表レギュラー奪回を誓いながら、セリエAでのノーゴールの汚名も返上すべく、2年半ぶりとなる古巣・鹿島での復帰戦に挑んだ。愛着のある『背番号13』は空き番号のまま背中に戻り、クラブハウスのロッカーも同じ真ん中の場所を用意してくれた。選手、スタッフの温かさ、そしてサポーターの言葉が身に染みる。

練習に合流した2日には帰りの駐車場で、中年女性が「ヤナギ、ゴールをお願い」と何度も拝んできた。すがりつくばかりの必死な姿に「やっぱり、ゴールだね」と言い聞かせ、この日の爆発へつなげた。

あーやっぱり愛されてるよなぁ。

スポニチ開幕ハット!柳沢ド派手復帰

あ、やっと満男の記事が…

≪小笠原が好サポート≫復帰した柳沢を中盤で支えたのがMF小笠原だった。ゴール前でパスを受け取って、外に回ってきた柳沢にラストパスを送ってアシスト。「(柳沢が)見えちゃったんで」と振り返った。今年もゲームキャプテンを任され、長短のパスを交えながら冷静に試合を組み立てた。柳沢との連係も「何年もやっていますから」とやりやすさを口にした。前半22分には先発した17歳の高卒ルーキーDF内田篤が倒されて得たPKを落ち着いて決めた。試合後にはルーキーに「どうだった?」と声を掛けた。これには内田篤も「うれしかったです」と感激の面持ちだった。

 サンパウロを指揮して昨年、世界クラブ選手権を制したアウトゥオリ監督は、初陣の勝利に表情は変えなかったが、「代表の選手がいい味つけをしてくれている」と小笠原らの能力を高く評価した。ただ、3失点した守備は課題。小笠原は「一発でやられるイメージがある」と反省も忘れなかった。

満男、ウッチーニに声かけてあげてたんだねぇ。
優しいねぇ。

中日スポーツ柳沢、ハットトリック

 復帰戦は独壇場だった。前半38分に頭で、03年7月5日の磐田戦以来、974日ぶりの“Jゴール”。5分後には、本山−小笠原のホットラインから出たボールを右足で決め、「得点はすべて良かった。自分自身が一番うれしい」と喜んだ。

 メッシーナ(イタリア)から復帰し、チーム合流からまだ4日。痛めている左足首は、この日もテーピングをぐるぐる巻きにしていたが、日本代表のアンゴラ戦(昨年11月16日)以来となるフル出場で、体力面の不安も払拭(ふっしょく)した。「ことし一番の目標」というW杯に向け、柳沢が古巣で輝きを取り戻す。

やっぱりヤナギはすごい選手なのだよ!!

サッカー報知柳沢ハット!!鹿島ド派手開幕勝利

あ、こっちにも満男の記事が!!

◆小笠原1ゴール&絶妙アシスト

 圧巻のアシストだ。2―2で迎えた前半43分。ゴール前で右のFW本山からボールを受けると、シュートコースには相手DF。「自分で打っても良かったと思ったんですけど」。キックフェイントで相手を翻弄(ほんろう)し、左のFW柳沢へラストパス。勝ち越し点を導いた。

 代表から、今季チームに初めて合流したのは今月2日。わずか3日間の練習で臨んだ試合だったが、調子は良かった。試合前日のFK練習。ゴールまで約20メートルの2か所から右足を振り抜いたが、9本中6本がネットを揺らした。この日は前半22分のPKをきっちりとゲット。1ゴール1アシストでチームの核としての役割を果たした。

 アウトゥオリ新監督の初戦は白星スタート。だが3失点が気になる。「3失点っていうのがやばい。一発でやられるような感じがあるので」と背番号8。柳沢の活躍も光ったが、やはり小笠原の存在感も欠かせない。

やっぱり満男ですよねーそうですよねー。

デイリースポーツいきなり魅せた!柳沢ハットで復活

ヤナギが跳んで、回って復活だ。後半26分、バーの跳ね返りに「勢いだった」と反転し、オーバーヘッド。右足できれいにとらえたボールは、ゴール右へ吸い込まれた。約8年ぶりのハットトリック達成に、万雷の拍手が送られ、柳沢は「自分が一番うれしい」と喜びをかみしめた。

 飛ばしに飛ばした。開始20秒、ミドルシュートを放つと同3分にはヘディングシュート。いずれも枠を外したが、どん欲にゴールを狙った。そして前半38分、右サイドのMF青木からのクロスを頭で合わせ、待望の復帰弾。同43分にもMF小笠原のラストパスを右足で決めた。そして最後は自らも驚く生涯初のバイシクルシュートで大活躍を締めくくった。

ここも同じ写真ですなぁ。

J'sGoal【J1:第1節】広島 vs 鹿島:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント

「まず選手たちに『おめでとう』と言いたい。監督としては、柳沢のような選手が急に戻ってきて、今日のような活躍をしてくれることは、願ってもないこと。彼の残した結果が全てでしょう。ただ、彼をサポートしてくれた他のチームメイトたちのことも忘れてはいけない。彼らも評価してほしい。

代表組と合わせる時間は確かに短かったが、彼らの質の高さはプレイで証明してくれた。もともとこのチームは、トニーニョ・セレーゾ前監督のつくったベースがあって、そこに私が積み上げてきた。そして代表組はそこに味付けをしてくれた。

ただ、3失点してしまったし、修正しないといけない部分はあるが、今日はチーム全体の組織が機能した。広島はすばらしいチームだ。我々が今日4点とって勝ったという結果は、彼らと戦って勝ち取ったということで、さらに大きな価値を見いだすことができる。ただ、我々に少し運があったのと組織でやや上回ったのではないかと思う。

内田篤は、すばらしい能力のある選手だ。彼の仕掛けによってPKを奪えたし、それによって緊張感からも解きはなたれ、吹っ切れたプレイをしてくれた」

J'sGoal【J1:第1節】広島 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント

小笠原満男選手(鹿島):

「3点目はヤナギ(柳沢)に花を持たせた?そんなことはないです(笑)。入れちゃいましたし。でも、自分でシュートにいってもよかった。合わせる時間は短かったかもしれないけれど、メンバーが変ったわけではないし、何年も一緒にやっているので問題はない。守備はなんか、一発でやられてしまった感じ。早いリスタートからとか、サイドからのクロスとか・・・。3失点もしたのはまずかった」
 

柳沢敦選手(鹿島):

「いろいろな人の協力によって、Jリーグに復帰できた。協力してくれた方に感謝して、いい結果が残せたことはよかった。責任や不安も感じていたし、緊張感のある試合だった。ハットトリックは、まあ、たまたまです(笑)。ただ、最後まで落ち着かない試合だった。初戦だし非常に難しい試合になることはわかっていたけれど、なんとか勝ててよかった。次はもっといい状況で戦えると思う。

代表に向けて?いいアピールになったと思う。ただ、まだ始まったばかり。続けることがどれだけ難しいか、自分がよくわかっている。気を引き締めて、次も勝ちにいきたい。イタリアでの悔しさはもちろんある。でもそのことばかりを考えても仕方がない。1日1日のことだけ、考えてやっていく。次は久しぶりにホームのサポーターの前で試合ができることが嬉しい」

J'sGoal【J1:第1節 広島 vs 鹿島 レポート】広島・ウェズレイ、鹿島・柳沢。2人の「J復帰組」がそれぞれのチームに期待を抱かせる活躍

柳沢とウェズレイ。J復帰に燃える2人のストライカーが、持てる力を満天下に見せつけた試合だった。鹿島サポーターは「アレックス・ミネイロが調子をあげれば、柳沢と2人で何点とれるか」という夢を見るだろうし、広島サポーターは「寿人とウェズレイのコンビが熟成すれば、J最強の2トップになるかも」と希望を語るだろう。鹿島の勝利に終わったこの激戦ではあるが、それぞれのチームが結果以上の手応えをその内容から感じたはず。そういう意味では、両チームにとって非常に貴重な90分の激闘だった。

私はウェズレイよりマルケスの方が怖いです。
あぁ…来週が…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

Jリーグ公式J1第1節 柳沢 敦選手(鹿島)ハットトリック達成

2006Jリーグ ディビジョン1 第1節 第2日 サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ広島ビッグアーチ/15:06キックオフ)の試合において柳沢 敦選手(鹿島アントラーズ)がハットトリックを達成しました。

柳沢 敦選手は、J1リーグ戦3回目のハットトリック達成、
鹿島アントラーズとしては、J1リーグ戦 10回目のハットトリック
このハットトリックは今季2回目、J1リーグ戦通算148回目のハットトリックです。
鹿島アントラーズハットトリック一覧】

選手名 大会名/節 開催日 対戦 競技場 得点数

ジーコ '93サントリー/1 1993/05/16 名古屋 カシマ 3
アルシンド '93サントリー/11 1993/06/19 名古屋 瑞穂球 3
長谷川 祥之 '95 NICOS/5 1995/08/26 G大阪 カシマ 3
マジーニョ 1997 1st/1 1997/04/12 神戸 カシマ 3
長谷川 祥之 1997 2nd/13 1997/09/20 平塚 平塚 3
柳沢 敦 1998 1st/4 1998/04/04 京都 カシマ 4
柳沢 敦 1998 1st/11 1998/05/05 磐田 磐田 3
平瀬 智行 2000J1 1st/9 2000/04/29 神戸 神戸ユ 3
鈴木 隆行 2004J1 2nd/5 2004/09/18 磐田 静岡 3
柳沢 敦 2006J1 /1 2006/03/05 広島 広島ビ 3

おめでとうございます!!