日刊スポーツ鹿島監督が守備陣を評価/J1

 鹿島のアウトゥオリ監督が、無失点に抑えた守備陣を評価した。前節甲府戦の途中から中盤をダイヤモンド形に変更。この日は初めて試合開始時から、攻撃力を高めるためボランチを1人減らしてトップ下を置いた。調整期間が短く、守備面が不安視されていたが、千葉がサイド攻撃から放った計15本のシュートを防ぎきって、今季2度目の完封勝ち。「空中戦が多かったことを考えても、守備陣はよかったと思う」と手応えを口にした。

まぁ、ここ最近は守備陣が不安でしたからね。
完封にあっぱれ。

日刊スポーツ柳沢やっぱり骨折、緊急手術で全治2カ月

右足を負傷した鹿島の日本代表FW柳沢敦(28)が26日、6月開幕のW杯ドイツ大会出場を目指して緊急手術を受けた。前日25日の千葉戦(フクアリ)で負傷し、この日の精密検査の結果「右足の第5中足骨(ちゅうそっこつ)骨折で全治2カ月」と診断された。W杯メンバー入りが厳しくなったが、早期復帰を願う本人の希望ですぐに手術を決断した。30日のエクアドル戦(九石ド)は辞退し、約1週間入院して治療に専念する。

ほんと、無理しないでー!!

千葉戦の後半23分にボキッという骨折の音と激痛が走り、ベンチに退いた。この日も痛々しい松葉づえ姿だった。だが「検査が終わるまではと思っていた。(骨折の)場所もそんなに悪くない。W杯に間に合うよう、希望を持ってやりたい」と前向きだった。

そうそう!前向き!!

 不幸中の幸いだった。代表選手ではこれまで浦和MF小野や名古屋FW玉田が、中足骨を骨折して長期間離脱した。だが、回復に時間がかかる疲労骨折とは異なり、柳沢の場合は右足を踏み出した際に外部から過度の負荷がかかった外傷性骨折。検査を担当した関純チームドクターは「疲労性なら絶望的だが、外傷性の骨折なら高校生の選手が1カ月半で試合に出場できたケースもある。手術は本人の希望。我々も早期復帰できるよう全力を尽くしたい」と話した。

関ドクター、頼んだよ!!

スポニチ中沢エール「間に合ってほしい」

横浜の日本代表DF中沢が、鹿島のFW柳沢の早期回復を願った。全治2カ月と伝え聞き「じゃあ1カ月半くらいかな。代えの利くタイプじゃないし、ここぞという時に必要な選手。間に合ってほしい」と話した。また、27日からの代表合宿にはDF宮本らG大阪勢も参加するだけに「前回(DFが)崩壊しているだけに、貴重な試合になる。みんな同じ気持ちで臨めるようにしたい」と気を引き締めていた。

ナカザーさん、ありがとう…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

J'sGoal【J1:第5節】千葉 vs 鹿島:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント

パウロアウトゥオリ監督(鹿島):

Q:苦しい試合をものにしての連勝ですが。
「でも、どんな試合も難しいものだと私は考えていますし、その度合いを難しくするか簡単にするかは自分次第だと私は選手たちに言い続けています。千葉というチームは本当に最後まであきらめないサッカーをやっていますし、また空中戦が多いという部分を考えれば、今日はうちのDF陣にとってはとても良かったのではないかと思います」

Q:途中で柳沢選手がベンチに下がった(交代した)が、どういった理由か?
「少し(足の)痛みを訴えたので、そこで交代しました。試合に勝ったということは嬉しいんですが、怪我の度合いというのが重傷なのか軽傷なのか、まだわからないので、軽傷であることを願っています」

Q:千葉のカウンター攻撃にだいぶ苦しめられたところがあると思うが、それにはどういう対処をするという指示があったのか?
「カウンター攻撃を仕掛けられるというのは、逆に言えば、それだけそのチームが仕掛けているという意味を持つことです。そういった部分を我々は仕掛けに行く、勝ちに行くという姿勢を見せ続けたと思います。また、そのために、逆に相手もそういうふうになった瞬間に我々がカウンター攻撃を仕掛けて点を取ったということを考えれば、両チームともすごくいいサッカーを見せたのではないかなと思います」

Q:怪我で出遅れたアレックス ミネイロ選手が2試合連続ゴールで波に乗ってきたと思うが、監督から見ていかがか?
「当然ながら指揮官として、昨シーズンのチーム得点王が調子を取り戻すというのは非常にいいことだと思いますし、指摘されたとおり、キャンプ中で怪我から出遅れて、徐々に調子が上がってきているということは喜ばしいことです。ただ、彼だけでなくてチーム全体が上り調子に行ってくれればということが、逆に重要です。だんだん簡単な部分が道のりのなかで壁にぶつかっていくと思いますし、いろいろな問題が生じると思います。その中で、チームがいかにして臨機応変にいろいろな状態に対応できるかということが重要であり、力強さを身につけていってくれればという気持ちでいます。今日の試合を見る限り、このチームはもっと成長していくのではないかなという明るい見通しを持つことはできました」

Q:監督が考えている。鹿島が抱えている一番の課題というのは?
「皆さんに理解していただきたいのは、課題を言うのは内部だけの事情であり、私は『外部に話すべきではない』というモットーの監督なので、そういった質問が今後もあっても答えないということです。それが私のやり方ですので。当然ながら、我々だけでなくどのチームも多くの課題が攻撃でも守備でもあると思います。今の段階で、まだ時間的には何が足りないのか、何が必要なのかというのは、全部言うのは難しいと思います。まず、守備をしっかりやるというのを、私は少しずつ要求していて、選手はその役割に対応できていると思います。

今日のように空中戦に強いチームに対しても対応できていると思います。また、チームというのはひとつのフォーメーションだけではなくて、いろいろな形というのを臨機応変に試合の中で、常時言われなくても自分たちで判断して変更できるようなチームにならなければいけない。そのためには、当然ながら役割があり、それをまず一つずつ積み重ねて、試合や練習のなかで成長していかなければならない部分が数多くあると思います。それを今後とも指導していきながら積み重ねていきたいとおもいます。ただ、課題に関しては、皆さんに理解していただきたいのは、私は一切コメントしません。

(最後に)今回の我々の勝利の重要性、その勝利を盛り上げてくれた千葉に感謝の気持ちでいっぱいですし、素晴らしいチームだというのを感じました。最後まで戦う姿勢というのはやはり見習うべき部分もあるのではないかと思いますし、うちの本田選手に『おめでとう』と言いたいです。うちには17歳の選手がいて、36歳の彼がいる。我々のチームは年齢は問わない。常にパフォーマンスが重要であり、そのパフォーマンスがいい選手が試合に出る。あるいは状況によって戦ってもらうということがある。本当に今日は本田選手とともに、チームの選手全員を褒めてあげたいと思います。

(日本語で)皆さん、お疲れさまです」

ブラジル人なのに、やたら声の低いところが気になっています。

J'sGoal【J1:第5節】千葉 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント

本山雅志選手(鹿島):
「ここで勝たないと上位チームとの差が縮まらないので、しっかり勝ててよかった。
相手がマンツーマンのマークできていたのでやりづらかったが、動き出しを考えてずらすようにしたことで、チャンスができたと思う。後半はミツ(小笠原)がロングシュートを打つようにしたので、千葉の選手が前に出てくるようになった」

あれ?モトだけ?

公式柳沢 敦選手の検査および手術結果について

3月25日(土)J1リーグ第5節 対ジェフユナイテッド市原・千葉戦にて右足を負傷しました柳沢 敦選手は、3月26日(日)、埼玉県内の病院に於いて精密検査を行い、下記の通り診断されました。チームドクターと本人との話し合いの結果、一日も早い復帰の為に、同日、手術を行い無事終了しましたのでお知らせいたします。

1.負傷名:右足第5中足骨骨折(みぎあしだいごちゅうそっこつこっせつ)
2.全 治:1ヶ月半〜2ヶ月
3.今後の予定:1週間入院(明日よりリハビリを開始)

無理せず、早期回復を!!